SWANStorを導入された
お客様の声をご紹介します。
ネットワークやクライアントPCの変更が必要なく、機能も充実し、
価格面でも優れているSWANStorを、
ミッションクリティカルなシステムを支えるインフラとして採用しました。
弊社ではSWANStorは中国の拠点に対して輸出処理を行うシステムで利用されています。これが止まってしまうと、現地から輸出することができなくなるため、ビジネスが止まり、会社に損害を与えてしまいます。そのため、決して止めることができないシステムであり、同時に最も高いセキュリティレベルが求められます。
このシステムは計画当初から日本で稼働させることになっていたため、中国から日本にあるシステムへ接続する仕組みが必要でした。その当時、既にルーター間VPNによって中国拠点と接続を行っていたので、これを利用することを検討していましたが、顧客への導入も必要となり、改めていくつかのSSL-VPNサービスを含めて比較検討することとなりました。
選定にあたっては、導入のしやすさが大きなポイントでした。
他のサービスでは、クライアントPCに専用ツールが必要だったり、ファイアーウォールの設定変更が必要で、顧客への導入が難しいといった問題がありました。
その点、SWANStorはファイアーウォールやクライアントPCの設定変更が必要なく、SWANStor自体の設定も簡単で、アクセスコントロール等の機能も充実している割に、簡単に導入・運用が可能でした。また、コスト面でも非常に優れていたこともあり、SWANStorを利用することに決定しました。
高度な可用性とセキュリティが求められるシステムの下支えとしてSWANStorを採用しましたが、機能面・性能面だけではなく、エリアビイ社はセキュアネットワークのスペシャリストの集団であった事も大きかったです。それがSWANStor導入の大きな理由でした。
今まで使用してきたハードウェアの保守期間満了のためSWANStorを新たなサーバーに載せ替える検討を行っていましたが、2016年の夏に送られてきたエリアビイのメールマガジンでSWANBoxの存在を知りました。それによるとSWANBoxとは、SWANStorが予めインストールされたアプライアンスのマイクロサーバーとのことで、早速エリアビイに問い合わせを行い説明を受けた結果、大変興味を持ちました。
弊社にとってSWANStorは既に重要な通信インフラとなっていました。ミッションクリティカルなシステムを支えるため、それまでシングル構成であったものを冗長構成にしようとしていましたが、SWANBoxでも冗長構成が可能とのことでした。サーバー用のハードウェアを別途用意する場合に比べて低コストで構築でき、手軽に導入できる点が決め手となり、冗長構成にて導入する事を即断しました。
今回はこれで中国との間にセキュアな通信インフラを構築できました。今後は同じような仕組みをタイ、インドネシア、マレーシア等で導入し、システムも現在使用しているシステムだけでなく、さまざまなシステム分野に広げて行く事を計画しています。
また今後はセキュリティ強化のために用意されている、さまざまなオプション機能も採用を検討したいと思っています。
◆SWANBoxシステム構築
構築作業はエリアビイジャパンの創業当時からの販売パートナーであり、SWANStorにも精通しているミカサ商事株式会社が担当しました。
システムの可用性が高い次元で求められるため、SWANBoxのシステムはアクティブ・スタンバイの冗長構成で構築する事になりました。ミカサ商事株式会社は事前検証、本環境構築からテスト運用まで関わり、冗長構成の設定の微調整等を行った後、2016年11月にシステムが正式稼働しました。
非常にやりやすかったです。こちらからのリクエストに対して柔軟に、そしてスピーディーに対応して頂きました。
システム移行に関しては、国内だけでは完結せず、海外(中国)とのスケジュール調整など時間がかかる部分もありましたが、並行運用期間に対しても柔軟に期間延長などにも応えていただけました。
セキュアなリモートアクセス環境に対する知識が豊富なエリアビイとミカサ商事にプロジェクトを依頼して、本当に良かったと思っています。