高いセキュリティと利便性

オンディマンドシンクライアントを導入する事により、個人宅にある物も含めたWindows PCをシンクライアント化する事が可能です。
PCをシンクライアント化したうえでSWANStorにアクセスする事により、情報の漏洩を防ぐ事が可能になります。

メモリ空間の利用: オンディマンドシンクライアントは、メモリ展開可能な超軽量アプリケーションです。制御したい時に、制御したいユーザのメモリ空間で実行させることが可能です。
ログオフ時、またはシャットダウン時にはアプリケーションがPC上から消えてしまいますので、制御の必要がない時には、従来通りのPCとして使用することも可能です。

RAMディスクの利用 （事前準備が必要です）: オンディマンドシンクライアント起動中は、HDDへの書き込み命令をRAMディスクに向けることができます。
RAMディスクはメインメモリ上に作成される擬似ディスクのため、ログオフ時、またはシャットダウン時には内容が消えてしまいます。RAMディスクの利用により、HDDへ一切情報を残さない運用が可能となります。

高いセキュリティ技術

オンディマンドシンクライアントは、API Filtering 技術を利用したIVEX社の独自開発エンジンを利用することにより、OSへの信号をブロックすることを可能にしました。この仕組みにより高精度なセキュリティを実現します。

オンディマンドシンクライアントが端末からの操作を制御することが可能な項目は以下の通りです。

禁止事項例	内容
ローカルハードディスクの使用禁止	ローカルハードディスクへの書込みを禁止します。（RAM Disk 利用の場合は要事前インストール）
webアクセス禁止	Webアクセスを禁止します。webメール等の利用もできません。
メール送信禁止	メールの送信を禁止します。メール添付による情報漏洩を防止します。
通信の禁止	許可されたマシン以外への通信を禁止します。
印刷の禁止	印刷を禁止します。紙媒体での情報漏洩を防止します。
コピー&ペースト禁止	コピー&ペースト動作を禁止します。
フォルダアクセス制御	ネットワークドライブ（ファイルサーバ）上のアクセス許可フォルダ以外へのファイル操作を禁止します。
アプリケーションの起動禁止	指定したアプリケーションの起動を禁止します。